宵越しの茶は飲むな お茶はいれたてのおいしいうちに飲もうという意味。 一晩も置く味と香りが落ちるだけでなく、カビや菌など衛生面でも 心配です。 |
朝茶はその日の難逃れ 朝茶を飲むと災難避けになるといわれています。 |
よい茶の飲み置き おいしいお茶を飲むと、そのあといつまでも良い香りや味が口に残 っているさまをいいます。 |
茶腹も一時 お茶を飲んでも一時は空腹をしのげることから、わずかのものでも 一時しのぎになるたとえ。 |
茶柱が立つと縁起が良い 茶葉の茎が立ったことを、人に話さず黙っているといいことがあると いいます。 |
お茶の子さいさい お茶の子は茶菓子などのこと。さいさいは歌の合間に入れるかけ 声で、気軽さを表します。茶菓子は腹に溜まらず気軽に食べられる ことから、たやすいことのたとえ。 |
花の香より気の花香 お客さまのおもてなしは、香り高いお茶を出すよりも、心から相手を 歓迎することの方が大切だという意味。花香とは煎じたてのかぐわし い茶の香りのことです。 |
茶碗を投げれば、綿で抱えよ 相手が怒って茶碗を投げてきたら、割れないように綿で受け止め なさいということです。つまり、相手が強く出てきたときには柔らかく受け 止めた方が、かえって相手の上に立てるということ。 対人関係の知恵が必要なのは今も昔も変わらないようです。 |
お茶にまつわることばは数多く、古くからお茶が日常生活に根付いていた ことが伺えます。 |
---|